少年敗走記

脳みそをさらけ出すダンスホール。

大阪2日目。Hybrid Phonon

1日目に引き続き2日目もアーカイブを見ながら感想を書いていく。

もちろん2日目も僕は現地で参加したのでところどころ思い出しながら。

2日目は2階席のF列という一番後ろで視覚的には悪条件だったが音は1日目、1階の最後の列より断然良かった。

どちらの席もボーカルはオケに消されがちで聞こえづらかったものの2日目の方が

低音がはっきり聞こえた。

 

1. Alarm

現地でも思ったけど1日目より声絶好調。

「鳴れアラーム!」が割と本気で声出してる感じ。

そして「重鎮の裸を見る」のセクシーさが健在。

これいつのライブでも「は」が悩まし気にセクシーで良い。

そして圧巻のギターソロよ。

ほんとに高音域が絶好調で昨日のは単に声出し慣れていなかったからなのか?

 

2. パラ・ユニフス

低音の出も良し。

やっぱり昨日より声が断然良い。

低音からの高音は若干もうきつそうではあるがまだいけるな、と言う感じ。

そして低音のセクシーさとカッコよさが何というか人外っぽい。

歌詞間違いは相変わらずのご愛嬌。

やっぱり今回のライブはギター要素多めで歌の分をカバーしていると感じられる。

 

3. ギプノーザ

核P曲が続く。

中音なので昨日と同じく外れ気味だが昨日よりは良い。

後頭部さわってるのはイヤモニが外れそうになったかな?

1回くらいギターの持ち替えでどっかに引っかかるかと思ったけどそれは大丈夫そう。

でもやっぱり「パラサーアーイト」はもうできないのか.....。

 

4. ロケット

これいつもP曲と勘違いする。

中音なので声の出は良くないもののギターさばきは健在。

ただアコギの音があんまり聞こえないのは残念。

DVDで修正されるかな。

こういうグレートマザーのヒラサワールドって最近の曲ではないので新鮮。

いいなぁこういう系もっと聞きたい。

ユングから引っ張って来たような太古の自然と母なるものへの共鳴のような曲。

 

5. code-costarica

あ、歌いづらそう。

右手を腹の前で握ってるってことは歌いづらいんだな。

声量はあるんだけど音程が不安定なのとやっぱり昨日と同じく「値下げる」とかの一瞬上がる音が出ない。

ただしファルセットは出てるのはどういうことなの。

 

6. TLの終わり

やっぱりわざと高い位置からピック捨ててるな。

ボーカルの出が良い。

やっぱり中音より高音の方が得意らしいね。

見入ってしまってこっちのブログ書けない。

 

この曲関係ないけど新型レーザーハープ良かったね。

僕は縦から射出されるレーザーハープの方がカッコいいし壮大さがあって好きだが今回のv字レーザーは横から見たときの近未来観があってよい。

でも願わくばもう一度くらい縦型レーザー見たい。

 

7. ビストロン

パラ・ユニフスと並んで低音ささやき系ボーカルが妖艶。

師匠年取るごとに低音の艶が増してきている。

どこだっけ?斎藤環先生との対談かどっかで「サビでオク下行くのは残念」とか言ってた気がするけど、いや師匠のその艶やかな低音なら全然いける。

むしろ聞きたい。

そしてこの畳みかけるような最後の「見せませ」がサビのすぐ後にもう一度来るアレンジめちゃカッコいいのでずっと聴いてたい。

メモリアルカードに入れて。

いやゾンビと1778とmonster a go goはもちろん絶対に入れてくれると信じてるけど。

 

8. 崇めよ我は

このカメラが引きになった時舞台の真ん中に「たったひとりヒラサワがいる」の構図がもうラスボスとか黒幕とかそんな感じね。

悪役にしては偉そうな感じが足りないんだけどそこはぼろが見えているTVって感じの解釈でいいのだろうか。

そしてデストロイギターの時にお尻がクローズアップされるんですがどういう心境で見たらいいの。

 

9. zombi

これイントロで全然気づかなかった。

気付かないよP曲をさらにアレンジされちゃ。

冒頭の若干エスニックな機械音来て初めて「あのPの、あれなんだっけ」となった。

そういう意味では歌詞のド頭に「ゾンビ」ってあって良かったね。

そしてレーザーハープのフリが毅然としていてカッコいい。

特に手元見ないで右手を伸ばすさまがどことなく軍人を思わせるような。

 

かつボーカルが良い。

このトーン得意なのか。

ゾンビのビがゆっくりと上がっていくのがなんともセクシーなアレンジ。

妖艶さとか怪しい美しさ。

そしてレーザーハープ弾き遅れそうになるのがなんとも師匠らしい。

 

10. landing

謎のポージングが脳裏に焼き付いたlanding来た。

椅子に寄り掛かるにもちょっときつそうなのはやっぱり人間だな。

移動中の「あああ」が揺れ気味なのは年相応な感じがして良い。

この日の涅槃ポーズ、光の当たり具合なのかしわとほうれい線が目立ってはじめて師匠のこと「老人」と思ったわ。

そうか、この人おじいさんなんだよな。

 

そして涅槃ポーズに入る前の「あああ」が最高に張ってて良し。

余すところのない人間アピールだ。

 

11. wi-siwi

フジロックだったっけ、半音音程が下がってガイドメロ入れてたの。

今回もしょっぱなから外れ気味なので得意な音程じゃないんだろうね。

なぜ作った。

どうでもいいがこの曲名絶対wi-fiからでしょ。

後ろで会人が悪だくみしているのは何なんだ。

 

歌詞!歌詞!

過去最高に歌詞が怪しい。カンニングしていいぞ。

息をつく音がマイクに入ってるのはそうとう歌うの難しい曲だから?

 

12. Lotus

声が絶好調。

イントロの未来へと始まっていく明るい感じいいよな。

このアレンジのlotusもメモリアルカードに入れてほしい。

歌詞が結構簡単なのにここまで壮大な世界観とストーリーを提示できるのはすごいな。

下手すりゃ子供でも歌えるほどの易しい歌詞にこれだけの救済をつめこむとは。

 

13. 白く巨大で

冒頭でギターの歪み具合が足りなかったらしい。

そして低音の美しさよ。

昨日と同じく高音域で首振ってるので低音からいきなり高音で張るのは難しいらしい。

そしてギターソロでもちょくちょくエフェクター踏みに行く師匠。

青いevoは歪みが足りなくなりがち?

 

14. 時間等曲率漏斗館へようこそ

昨日大変なことになったけど今日も大変なことになるこの曲。

滑舌がちょっと甘いのは元からとして「形而上」とかの音上がるの頑張ってるのがわかってなんだか微笑ましい。

そうか、師匠も人間だね。

 

「最初は一角獣~」からあやしくなりはじめ、半テンポズレた後に「最初は」って入りそうになってるの結構骨としてはおいしいミス。

そして師匠は間違えるとフリが大きくなる。

それ間違えましたって自分で言っちゃってるやん。

 

15. monster a go go

結構歌詞覗き込んでるのは見づらいのかな。

もしくは昔の歌詞を覚えてるのでそっちで歌ってしまわないように気を付けてる、とか。

 

「マーチは」の「は」とかも上がれてないなあ。

今の声で「愛しや」とか「恋しや」とかは胸に迫るものがある。

この曲がPの幻の曲だと知ってからは余計に。

 

16. Beacon

声絶好調。

加齢により声の出が全体的に悪いというよりも苦手な曲が目立つようになり、得意な曲はそのまま喉からCD音源以上のままって感じ。

beaconなんかは特にそうで昨日も今日も高音域が美しすぎる。

そもそもこの曲の高音域って男性歌手にはきついはずの音程なんだけどね。

声の伸びが最高に良き。

 

17. another day

2日共another dayでフィナーレ。

「いつものところで夢は覚めず」「day another day」

こことは違うTLがあるよ、「ちょっと待ってね、今そこまで行くから」

マイノリティの誇りだね。

現在のコロナやウクライナ戦争の時代の趨勢を考えるとすごく意味の深いフィナーレ。

 

そして途中のナレーションの声が良い。

これだけ歌って艶のあるナレーションができるとは。

 

MC

東京では大阪でやらなかった曲をやってくれる

→橋大工?来い!

「チケットsold outでまことに申し訳ございません。」でお兄さんがでっかい声で「いいよ!」って言ってたの現地で聞いた。

このご時世でソ連のシンセの話題だしたのちょっとかすめてきた気がするな。

 

18. Human-le

これ「ヒューマンリー」だったのね。ずっと「ヒューマンレー」だと思ってた。

そしてあんまり得意じゃなさそうな音程。

2番からボーカル持ち直したの良かったな。

「聖なれよ」も美しい。

ラストさびで歌詞確認したのどこで終わるかわからなくなったんだろうな。

らしいっちゃらしい。