少年敗走記

脳みそをさらけ出すダンスホール。

漫画・アニメ

「亜人」終結と雰囲気漫画批判。死ぬほど見たよこの設定とキャラ付け。

本日「亜人」を最終巻まで読み終わったので感想をば。 始めに言っておきますが辛口です。と言うよりこのブログをお読みの方はお判りでしょうが私は普段から何かを手放しでほめることはありません。「ここは良かった、けどここがなぁ」といった感じの感想です…

ガイとサクラは対の存在か(カカシにとってのマイト・ガイとは)

kyo-heix.hateblo.jp 2年後よりお久しぶりです。今この記事を読み返してみると確かに考察の甘いところがいくつかありましたね。コメントでもご指摘の通り「カカシにとっての最高の幸せは過去である」というのは確かに僕の決めつけが入っているように思えまし…

蟲師ギンコの男っぽさ

蟲師の解説本「連綴」を読みながら蟲師のアニメを見返しています。蟲師のアニメは原作に忠実につくってありますが、それでも動きや色、声がつくことで原作にはない解釈ができたりするものですね。 その一つにこの連綴にある「ギンコは普通の兄ちゃん」という…

実写版「蟲師」はなぜつまらないか

久々にアニメの実写版を見ました。少し古いですが2006年の「蟲師」。オダギリジョーが主演の映画です。 アニメの実写というのはたいていが失敗する、といわれていますが御多分に漏れずこれも「ああ、失敗してんなぁ」って感じの映画でした。以下辛口の批評で…

蟲師「雷の袂」に見る親子の形

蟲師は昔から大人向けの作品だと思っていましたが、続や続2になるにつれて世の理不尽とそれに折り合いをつけて必死に生きる人々の現実を描く話が多くなっていくように思えます。 今回は僕が蟲師で最も好きで何度も見たい話、「雷の袂」について。ネタバレあ…

木ノ葉の里の民度は良くも悪くも普通(NARUTO)

NARUTO世界に残された伏線というか、謎というものを二つばかり解き明かしてみようかと。 ・サクラは幻術タイプ ・英雄の息子、ナルトが忌み嫌われている設定 まず、サクラの方からですが、カカシの言った「サクラは幻術タイプ」というのは間違っていないと思…

NARUTO世界と現代国際社会の共通点

暁は彼ら本人の説明によると ・国家の軍備縮小に伴い戦争を請け負う組織を目指す。 ・国家の軍備が縮小され国々が軍事力を失うのを狙い、その後尾獣を暴れさせ世界を征服する。 ですが、これを現代国際社会に置き換えると 国家の軍備縮小に伴いPMC組織が拡大…

アニメにおける少年役の声優は男性か女性か

僕は普段アニメは気に入った作品を繰り返し見るのであんまり新しいアニメに手を出さないです。最近またNARUTOが再熱してきましてニコ動でナルトのラジオを聴いたりしているのですが、どうしても気になることが。別にNARUTOに限らないんですが、 少年役に女性…

NARUTOの世界の子どもに関する社会制度

NARUTOの世界って結構子供に対しても容赦ない世界ですよね。 もちろん忍(兵士)の世界なのでシビアなのは当然なんですが、それもだんだん国の平和と共に緩和している気がします。木ノ葉創設期からBORUTOまで見ていくとよくわかります。 例えば、 ・木ノ葉の里…

NARUTOの世界の気候は春のように温暖か

僕はNARUTOが一番好きな漫画です。それはこれからの人生でも変わらないと自信を持って言えます。これから先、どんな漫画が世に出ようと僕にとってはNARUTOが永遠に一番です。 なぜか? まず、僕は漫画は基本シリアスが好きです。もちろんギャグ要素も入って…

ナルト、母との再会は悲しいシーンでもあった

カカシの悲しみについて書いた記事ではナルトは悲しい過去を背負いつつも前を向くキャラクターとして話を進めていきましたが、ナルトメインのストーリーで間違いなく悲しいのは母、クシナと再会したシーンでしょう。 分かりにくい悲しみです。 ナルトが初め…

NARUTOで最も悲しく切ないキャラクターはイタチではなくカカシである

「イタチじゃないの?一族皆殺しにさせられて里を抜けた犯罪者にならざるを得なかったんだから」 ってみんな思うでしょう? でも、僕はカカシが最も悲しいキャラクターだと思います。 まずはイタチとカカシを比較してみると ・イタチ 元暗部メンバー。一族皆…