少年敗走記

脳みそをさらけ出すダンスホール。

NARUTOの世界の子どもに関する社会制度

NARUTOの世界って結構子供に対しても容赦ない世界ですよね。

もちろん忍(兵士)の世界なのでシビアなのは当然なんですが、それもだんだん国の平和と共に緩和している気がします。木ノ葉創設期からBORUTOまで見ていくとよくわかります。

 

例えば、

・木ノ葉の里創設期 [マダラ、柱間時代]

生まれた子供全員は生き延びられない。5人兄弟で3人殺されるような。

目の前で敵の兄弟を殺し、敵に兄弟を殺され。

 

マダラと柱間が子どもが殺されない世界を夢見たのもさもありなんでしょう。

 

・忍界大戦期[カカシ、ミナト、イタチ時代]

子供を兵士として戦わせる。戦争が国同士の総力戦っぽくなっているのである意味創設期より幅広い戦いになっている。

 

・ナルト時代

大規模な戦争は失くなっていくものの、まだまだ抜け忍や組織的な戦闘はある。

クライマックスでは木ノ葉の里壊滅状態。

 

・ボルト時代

現代の日本のように戦闘はほとんどなくなっている。しかし、戦争の遺恨や力を持てあました人間が暴れている。

 

特に問題なのはカカシ時代、ナルト時代の「親を失った孤児を一人で生活させる」システム。

 

おそらくカカシ、イルカ、ナルト、サスケ、ネジがそういう生活をしていたのではないかと。

これ、忍には必要なんでしょうか?

一応救済システム?として離散家族の子供を暗部養成部門「根」に入れることがサイによるとあるようですが。

これ、救済じゃないな。里のためだな。

 

カブトが育ったのは孤児院でしたが、あれは忍になる前でしたし。

 

ナルトが火影になったボルト時代はもう孤児になる子供は少なそうですが、ナルトにはぜひ孤児院を創設してほしいなぁ、と。

 

ナルトなら真っ先に思いつきそうですがね、本人が一人ぼっちで辛い思いをした子ですから。