少年敗走記

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怒鳴られて育った僕はどうなったか

子育て論でしばしば議論になる

「子供は怒って育てる」vs「子供は諭して育てる」

についてです。

あれこれ議論するのは他の人たちに任せておいて僕の話をしようと思います。

 

僕は怒鳴られ殴られ育ちました(主に母親に)。それが普通だと思っていましたし、今でも「怒らない子育て」ってどうやるのかよくわかりません。子どもがつけあがるんじゃないのか?とか。

 

殴られ、ったって拳ブン回して壁に叩きつけられる、とかそんなレベルじゃありません。

せいぜい頭ゴン、ぐらい。

 

某有名なセリフで「親父にも殴られたことないのに!」ってのがありますが、僕はあれはアニメでウケを狙うセリフなだけで現実には「いや、親に殴られことない人なんているわけないじゃんwww」って思ってました。

いるんですね、殴られたことない人。

 

僕の家は典型的な「母親がヒステリー、父親が仕事で家にいない」パターン。

母がヒステリーを起こして金切声で叫んで暴れ出しても止める人がいませんでした。下手に近づくと巻き込まれかねないので関係ない人は他の部屋に避難したり、突然机に向かって勉強し始めたり。

勉強してる子どもを親は怒鳴らない、ってのをわかってるずる賢いガキでした。

 

で、ここからが本題。

ぶっちゃけ怒鳴られ殴られて育つとどうなるのか?

答えは「ある意味打たれ強くなる、が、キレやすく、都合の悪いことは覚えていられなくなる」です。

子どもの頃に怒鳴られ慣れてると大人になってから怒鳴られても正直へのかっぱです。「サーセーン」って言っときゃいいんだしって感じ。

 

ただし、怒鳴られた内容がどれほど正論でもイラっとします。「あぁ?クソが」っていつも心の中で言ってますから僕ww。

「怒鳴られて育つと自己肯定感が低くなる」と言いますが、僕の場合この自己肯定感を保つ方法が心の中で反発して「俺悪くないし」って思うことなんだろうなぁ、って分析してみたり。

 

あと怒鳴ってる相手の話、まともに聞いてないですね。右から左。「めんどくせぇなぁチッ」って感じ。実際にうっかり舌打ちしちゃうこともあります。もちろん聞えないレベルで。「いやぁーリップノイズでーす」みたいな。

怒鳴られてる途中で勝手に仕事に戻っちゃったり。これは相手によりますが。

これは子どもの頃の「勉強してれば怒られない」がそのまま仕事になっただけ、ですかね。

「僕真面目に仕事してるんで邪魔しないでもらえます?」って感じですかね。

 

殴られて育つとね、怒鳴られるのって怖くないんですよ。要は親は殴ってきますけど社会人は絶対殴ってこないですから。

「やたらデカイ声をちょっと我慢して聞けばいい」だけ。

しかもヒステリックな金切声でなければ断然小さいころから相手にしてきた親より甘っちょろいです。

 

ここまで聞いてると「ある意味打たれ強い」でしょ?でも悪い面もあります。

怒鳴られてる内容を覚えていられないので失敗が積み上がらない。

僕は自分を怒鳴ってきた相手と次会った時にこやかに話せます。それは怒鳴られた内容を覚えていないから。もっとひどいときは誰に何を怒鳴られたのか、そもそも怒鳴られたことがあったのかどうかも覚えてない。

 

だから人間関係は険悪になりづらいけど同じ失敗を延々繰り返し、同じ内容で怒られ続けることになります。

そのうち向こうが諦めモードに入ったり。

 

ここまで読んでくださった方、どうですか?

自分のお子さん、こんな人間になってほしいですか?

子育ては取り返しがつかない部分が多いです。お気をつけて