少年敗走記

脳みそをさらけ出すダンスホール。

NARUTOの世界の気候は春のように温暖か

僕はNARUTOが一番好きな漫画です。それはこれからの人生でも変わらないと自信を持って言えます。これから先、どんな漫画が世に出ようと僕にとってはNARUTOが永遠に一番です。

なぜか?

まず、僕は漫画は基本シリアスが好きです。もちろんギャグ要素も入っていていいんですがそのギャグでみせたコミカルな姿とシリアスでのギャップがあるキャラクターが好きです。

NARUTO以外だと銀魂。銀さんはギャグとシリアスの差が激しい人です。最も好きな話が紅蜘蛛編、地雷亜との一戦。松陽先生と自分を地雷亜と月詠に重ねつつ、

「荷ごと弟子を背負う背中がお前に、あるか!」

銀時もある意味カカシと同じく過去に囚われた人ですが。銀魂ももっとシリアスを増やしてほしいです。

 

じゃあ、銀魂よりNARUTOの方が好きなのはなぜ?

銀魂は基本はギャグ、そこにシリアスをたまに混ぜる。

NARUTOは基本はシリアス(バトル漫画なのでシリアスになりがち)、ギャグは戦いのないたまの平穏でちょっと起きるくらいです。それも後半でストーリーが進めば進むほどなくなっていきます。

あとは個人的に銀魂のように一話完結型+ゆっくりストーリーを進めるタイプよりNARUTOのように速くストーリーが進んで行く方が好きだから。

 

それに僕は、木ノ葉の里が好きです。街並みが。レトロな街並みが、近代文明と昔ながらの日本が混ざり合ったあの里が。

岸影先生の書く、街や建物が自分の好みドストライクでした。

かつ、NARUTOの世界観、戦争が当たり前にある、その中で大切な人を失いながら、殺し殺され、報復しあうNARUTOの世界が好きです。

だからあえてBORUTOに手を出しませんでした。BORUTOは平和すぎる。戦争があたりまえでない世の中で、戦うための忍はどう生きるのか、つまらないんじゃないかと思っていたからです。

いざBORUTOのアニメを見たらそれはそれで面白かったですが。

 

それと、僕はNARUTOの漫画からは気温を感じます。これは他の漫画では覚えたことのない感覚でした。

漫画だけです。アニメではありませんでした。

僕は、NARUTOの漫画からは春の陽気を感じるのです。特に一期の里から。

 

これは、メインキャラクターたちの服装のせいかもしれません。

ナルトは長袖長ズボンのジャージ下に半袖。サスケは半袖ハーフパンツ。サクラは半袖スパッツ。カカシは黒の長袖長ズボン+ベスト。

この服装が共存できる里の気候って結構温暖ですよね。

 

この日本で考えると例えば真夏のような気温ではナルトが暑い。雪の降る場所にナルト達が行ったシーンではコートをナルトやカカシが羽織っていましたから里は真冬のような気温でもない。

とすると、木ノ葉は秋、春くらいの気候だと思われますが僕は個人的には春の様な暖かさだと感じます。

一期でナルトが自来也と水上歩きの修行を温泉で行っていたことがありましたね。何度かナルトはお湯に落ちてずぶぬれになり

「あっちい、こんなもん着てられるかってばよ!」

とジャージを脱ぎ捨てます。このシーンで僕は木ノ葉はやはり暖かな春の気候(5月の終わりくらい)なのではと感じました。

 

やってみると分かりますが、お湯に濡れた服を寒い場所で着続けていると服が冷え、急激に寒さを感じます。

もし気候が秋だったらいくら元気なナルトでも寒がるんじゃないでしょうか。

お湯に濡れた服が暑いんですから木ノ葉はかなり温暖な気候といえるでしょう。

 

木ノ葉の里という名前からするとなんとなく秋っぽさを感じますが、主人公のナルトには秋より春が似合う気がしますし。

もの寂しい秋より、始まりを感じさせる春が。