ボーイソプラノの種類分けとおすすめソロ曲 ①
突然ですがボーイソプラノ、興味ありますか?
僕は大好きです。女性のソプラノとはまた違った魅力があると思うので少々語ってみようかと。
今回語るのは完全に僕の意見です。どこにも学術的根拠やら音楽的な裏付けはありません。「そうそう!」とか「そーなのか」と楽しんでいただければ。
まずボーイソプラノには大きく分けて2種類あると思います。
子供っぽい幼くかわいいソプラノ
技術よりピュアな声質
ビブラートのような技巧なし (仮に英国系と呼ぶ)
と
大人っぽく、ともすれば大人の女性のソプラノに聞える、
腹からだすどっしりしたソプラノ
歌唱技術多め
ビブラート、巻き舌、しゃくりあり (仮にドイツ系)
英国系、ドイツ系と呼びましたが国名は関係ありません。アメリカの英国系、英国のドイツ系、存在します。ただ英国とドイツにこの系統が多いというだけです。そしてこの名称は僕の創作ですのでよその人には通じません。
当然グループの場合2種類混ざっているところもありますが、典型から見ていきましょう。英国系から紹介します。アルファベット順でいきます。
典型的英国系
グループ
日本でも有名になったLiberaはグループですが完全に英国系ですね。ソリストだったTom Cully, Joshua Madine, Michael Horncastle(Far Awayのソリスト)、そして伝説のソリストLiam O'kane。全員正統派英国系のトレブルです。
LiamはLiberaの前身、St, Philips Boys' Choirの出身ですがかなりかわいらしい天使といっても過言でない透き通った幼い歌声の持ち主です。ソリストとしても活躍しました。
ボーイソプラノ史はこの子なしには語れません。Aled jonesの次くらいに有名なんじゃないかな。
・Daniel Furlong(アイルランド人) 文句なしの英国系。Bright Eyes あたりだとまだちょっと不安定だった歌声はYou Raise Me Upでウィスパー×幼い歌声という最強コンボになりました。
おすすめ曲は「Voice of an Angel」僕が曲調が好きなのと、疲れた人に寄り添う歌詞が彼のウィスパーによく合うからです。
技術的にはまだまだな時の歌声ですがすでにソリストの片鱗はうかがえます。
・Danel Perret Zurich Boys Choir(チューリヒ少年合唱団)のソリストです。彼自身はスイス人なのか、外国人かは分かりませんがこの子も文句なし英国系。ただ、名前で引いてもシューベルトのアヴェ・マリアしかでてこないので情報もあまりなし。
・Declan Galbraith(英国人) 今まで英国系と言いつつ英国人ソリストが出てきませんでしたが、晴れてデクランの登場です。
彼はちょっと面白くてTell Me Whyあたりは元気のいい、いかにもショタ!な歌声+驚異の歌唱力でしたがAn AngelやThe Last Unicornでは大人の女性っぽいソプラノに成長しています。
しかし、どっしりした女性ソプラノ(ドイツ系)というよりはちょっとおとなしめの女性って感じ。元気っ子からおとなしめってのは面白い。他には見ないタイプです。
おすすめ曲は「The Last Unicorn」カバー曲で海外アニメの劇中歌のようですが、寒く暗いファンタジックな英国を思い起こさせる曲です。
・Harry Bradford(おそらく英国人) おそらく、と書いたのははっきりと出身が書かれていないからですが、発音やCDから読み取れる情報からすると英国人だと思います。
この子もかわいい英国系のソプラノ、トレブルですが彼の特徴としてしゃくりがあります。Musicのミュの前とかに「ん~⤴」がありますね。それとビブラートや声の揺らしは使ってます。典型的ではないですがドイツっぽい太いソプラノではないかわいい系なので英国系に。
おすすめ曲は「Eriskay Love Lilt」スコットランドの民謡です。これ歌ってるってことは英国人でもスコットランド系?
・Heldur Harry Polda(エストニア人?) ?としたのはこの子も英語の情報がないので。ヨーロッパ言語のページならあるんですが僕は読めません。ただ、出してるCDのレーベルがエストニアなのでエストニアでは?と推測。他のバルト三国だったらごめんなさい。あと、poldaのoの上に~があります。
第一印象が「見た目のわりに声が幼い」。眼鏡のせいかもしれませんが。外見は13から15歳ってところ。身長高いです。ただ、声だけ聴くと8から10歳くらいの幼さ。
一つ上に書いたHarryと似た系統ですが大人っぽい見た目×幼い歌声のギャップにやられました。何てかわいい。
おすすめ曲は「vater unser」読めませんが、彼の名前と共にyoutubeで検索すると出てきます。短調の静かな曲です。リラックスにどうぞ。
長くなったので続きは次回へ。まだまだ英国系続きます。お楽しみに。