無頼漢の迷走記

LGBT,宗教,DTM,三味線など幅広く。

どこまで自認する性に近づくか?

どうも。京です。すっかりほったらかしのまま約4ヶ月......。

 

三日坊主どころか二日坊主ですが、またまたセクマイの記事です。

 

「どこまで性自認(希望する性)に近づきたいか?」

 

これはなかなか簡単には答えが出せません。

 

戸籍の問題、就職、進学、家族、保険、治療費、偏見etc......。

 

考えだしたらキリがありません。取りあえず僕がざっと調べてみたところ、

性同一性障害の診断が下ると生命保険、医療保険に入れないまたは入りづらい。

治療には保険が効かない。

改名には1年ほどの使用実績が必要。

などなど。

 

トランスジェンダー性同一性障害を取り巻く環境はまだまだ厳しそうです。

とりわけ、戸籍の性別変更。

生殖器の摘出が必須。

これでは身体的、経済的事情で内摘出来ない人を差別しているとしか思えません。

しかも戸籍の性別が変更できないと就活もなかなか厳しい......。まずスーツの問題でひっかかりますからね。

 

しかし、それでも性同一性障害を取り巻く環境は少しずつですが改善されつつあります。

セクマイ対応の企業もまだ不十分とはいえ増えつつあります。

 

僕らの子供たち、あと20年、今の若者が管理職になるころにはきっとセクマイなんて隣にいて当たり前、ぐらいにはなってくれるでしょう。

 

さて、ここから僕の個人的な話ですが、この夏、両親にカミングアウトしようと思っています。

 

なぜならば、第一に改名を考えているので両親に新しい名前を考えてもらいたいのです。

 

僕の本名は女優にもいるほど「読める」名前。

 

読み方を変えることもできないし、男にいないことはないけれど100人が聞いたら99人全員が女の子の名前だと判断する名前です。

 

僕はFtX,男寄りの中性ですが、やはり名前は男寄りがいい。

 

ここ数年はイングリッシュネームを兼ねて英語圏の男の名を使っていましたが、これを社会に出て使うとはっきり言ってキラキラネーム...。

 

今僕が考える、将来どう生きていくかは

第一に改名。

第二に胸オペ。

あとは性同一性障害の診断をもらうこと、ですね。改名のためにはあった方がいいので。

ああ、その前に保険のことを考えないと......。

 

ホルモンをうつ予定はないです。女性ホルモンをうって長生きしなかったMtFのことをちょくちょく聞く上に、保険が効かないので高いのです。

 

カミングアウトするにしても、おそらく両親には僕がトランスだとばれているでしょうが。特に勘のいい母には。

 

たいていの親はトランスの子供のことは専門用語を知らずしても気づきます。「変わった子だ」ぐらいには思っているはず。子どもの頃からずっと「ヘンな」行動をとっているわけですから。

 

僕の場合だとスカートは嫌だとかメンズの服を買ってくれだとか。

帰省した時には母は弟の服と僕の服の区別がついていませんでした。

 

うーん、でも理路整然と説得できる自信がない。

性同一性障害かもしれない」から「改名の名前を考えてくれ」までわからせなくては。

プレゼンでもつくるかな。

診断書を見せるという方法もありますが診断には半年から一年かかります。

 

僕はその間に改名のための実績作りをしたいのです。社会に完全に出る前の、この恵まれた時間に。

 

胸オペは無理だとしても、名前だけは、これだけはどうしても変えたい。内摘は一生無理かもしれないけれど。

 

一度就職したら手術のための長い休みはなかなかとれないですから。

 

胸オペは、社会人になってからお金ためてゴールデンウィークにでもできるかな......。できなくてもAカップ以下なんですが、でも上半身裸で海とか行ってみたいな。

 

この夢は来世への持ち越しになるかもしれないですがね。

 

ただ、僕はトランスジェンダーの肩書だけを一生背負って生きていくわけではありません。やりたい仕事や追っていきたい夢もある。

 

性別が、それの足かせになってはならない。もしトランスジェンダーであることが、僕の将来に暗い影を落とすとしたら、僕は性同一性障害を隠して肉体の性別で生きていく覚悟を決めなければならないでしょう。

 

この世界で、この国で成功したかったらセクマイであることは確実に邪魔になる。僕の性別を許容してもらえる環境にいられなければ、僕はこのセクシャリティも診断も隠して生きていくでしょう。

 

性別にかかわらずマイノリティの人々は普通の人の何倍も、生きていくための覚悟が必要だとしばしば考えさせられます。

 

この世界のセクマイが望む扱いを受けられる未来が、早く来ますように。